コントと音楽 Vol.3 くたばるものかよ| COTTON CLUB

大嫌い、大好き、なんて言葉じゃ語れない。
今しかわからないテンション、感じられない気持ちを届けたい。

これはただの夏の終わりなんかじゃない。
2021年なりの哀しみと怒り、そして最後にもちろん「笑い」を。
コントと音楽vol.3、「くたばるものかよ」。
現在進行形の想いを感じてください。

とりあえずイマジン。主役はどこにでもいるような人たち。
そして経験あるはず。お茶しようと思って入ったカフェで隣のテーブルから聞こえてくる会話が第三者的にはむちゃくちゃ面白いとき。
生か死か。聞きたくない両親の馴れ初めか。社内恋愛模様か流行りのドラマの話題か。
耳を傾けると飛び込んでくる会話を「盗み聞き」するシチュエイション。

もしかすると泣いちゃうかもしれません。
2021年、秋。東京駅に集う７人が織りなす人間模様。
母と2人の息子の会話から始まるファミリーヒストリー。ひょうひょうと人生を過ごす親戚の叔父さんの秘密とは。
そして無限に続く女友達同士のドーナツ・トーク。そんな日常に見え隠れするスリルとサスペンス。そして物語は意外な結末へと。
最後にもう1回イマジン。きっといいことあります。不安なら、吹き飛ばします。くたばるものかよ。

演出・脚本・選曲を務めるのは飯塚健、音楽プロデュースに海田庄吾を迎えて送る、笑い×音楽×食の三位一体会場一体型エンタテインメント。演劇？ロックミュージカル？いえいえコントと音楽です。シュールなコントとロックなムードに美味しい食事のマリアージュ。
出演は足立梨花、関めぐみ、山中聡といったこれまでの主要キャストに落合モトキ、川久保拓司、傳谷英里香、片岡礼子といった新キャストを加えての90分。ぜひお楽しみを。

落合モトキ Motoki Ochiai

1990年7月11日生まれ。2001年映画「ランニングフリー」で初主演を務め、2003年に主演を務めたNHK「楽園のつくりかた」は翌年、文化庁芸術祭優秀賞受賞。以降、数多くの映画、ドラマ、舞台、CMに出演。これまで、廣木隆一監督の「４TEEN」('04)、井筒和幸監督「ヒーローショー」('10)、吉田大八監督「桐島、部活やめるってよ」('12)、入江悠監督「日々ロック」('14)、堤幸彦監督「天空の蜂」('15)、山田篤宏監督「AWAKE」('20)など、錚々たる監督の現場を経験。飯塚健監督の作品には映画「笑う招き猫」('17)、テレビドラマ「噂の女」('18)以来、今年4月公開「FUNNY　BUNNY」と6月公開の「ヒノマルソウル～舞台裏の英雄たち～」と2作続けて出演。

足立梨花 Rika Adachi

1992年10月16日生まれ。2007年、第32回ホリプロスカウトキャラバンでグランプリを受賞。2008年、映画初出演作『愛流通センター』で主演を務め、翌年、オムニバス映画『非女子図鑑』の第1話「占いタマエ！」でも主人公を演じる。2013年にはNHK連続テレビ小説『あまちゃん』で劇中のアイドルグループ「アメ横女学園芸能コース」のセンター有馬めぐ役を好演し、翌年には『大東京トイボックス』で連ドラ初主演を果たす。以降も『近キョリ恋愛〜Season Zero〜』('14)、『ようこそ、わが家へ』('15)、『人は見た目が100パーセント』('17)、『限界団地』('18)、『サギデカ』('19)、『ポイズンドーター・ホーリーマザー』('19)、『僕はまだ君を愛さないことができる』('19)、『家栽の人』('20)、『絶対零度』('20)などのドラマ出演をはじめ、『傷だらけの悪魔』('17)、『キスできる餃子』('18)などの映画で主演を務めている。NHK「土曜スタジオパーク」や、TOKYO FMの「青木源太・足立梨花 Sunday Collection」などレギュラー番組も多数。

関めぐみ Megumi Seki

1985年9月8日生まれ。 2004年デビュー。翌年、主演作『恋は五・七・五!』('05)で映画デビューを飾り、『8月のクリスマス』('05)でヒロイン役を演じる。この2作品で、第60回毎日映画コンクールのスポニチグランプリ新人賞を受賞した。『笑う大天使（ミカエル）』('06)、『ハチミツとクローバー』('06)といった人気漫画を実写化した映画や、伊坂幸太郎原作の『アヒルと鴨のコインロッカー』('06)に出演。その後も、『ライアーゲーム　ファイナルステージ』('10)、『県庁おもてなし課』('13) 『迷宮カフェ』（'15）などの映画、『SUITS/スーツ』('18)、『トレース～科捜研の男～』('19) 、NHK連続テレビ小説『エール』('20)など、多数の作品に出演。飯塚健の作品には、映画『彩恋 SAI-REN』('07)、『コントと音楽』の初演となる「振り返れない」、そして今年4月公開の『FUNNY BUNNY』出演している。

川久保拓司 Takuji Kawakubo

1981年12月17日生まれ。高校時代にスカウトされ、芸能界入り。2003年、美輪明宏主演の舞台『黒蜥蜴』で俳優デビューし、同年『仮面ライダー555』にゲスト出演。2004年には『ウルトラマンネクサス』で主役を演じ話題となった。以降、映画『下妻物語』('04)、『俺はまだ本気出してないだけ』('13)、フジテレビ系ドラマ『きみはペット』('17)、日本テレビ系ドラマ『今日から俺は!! 』('18)、新国立劇場開場20周年記念『トロイ戦争は起こらない』('17)、大竹しのぶ主演の舞台『ピアフ』('18)など、映画やドラマ、舞台を中心に活躍。また、国家資格のファイナンシャル・プランニング技能士や宅地建物取引士の資格を持ち、資産運用俳優としても注目されている。

傳谷英里香 Erika Denya

1995年11月2日生まれ。 2019年、TBS『炎の体育会TV』にレギュラー出演。その他、TBS『世界ふしぎ発見』ではミステリーハンターとして出演。同年4月には舞台「新・罪と罰」(東京芸術劇場)、8月には"体感型"ミュージカル「Fumiko」で舞台初主演を成し遂げた。ABC「ランウェイ24」で、CA役として連ドラ初出演を果たし、2020年、日本テレビ「未満警察～ミッドナイトランナー～」レギュラー出演、同年、テレビ朝日「24JAPAN」にレギュラー出演するなど、女優として様々なジャンルに挑戦中。

片岡礼子 Reiko Kataoka

1971年12月20日生まれ。 1993年、第6回PFFスカラシップ作品『二十才の微熱』でスクリーン・デビュー。2001年に橋口亮輔監督の『ハッシュ！』で主演を務め、第75回キネマ旬報賞主演女優賞と第45回ブルーリボン賞主演女優賞を受賞。2002年に脳出血で倒れるも、約2年間の療養期間を経て、萩生田宏治監督の『帰郷』('04)で復帰を果たした。以降、『ぐるりのこと。』('08)、『榎田貿易堂』('18)、『愛がなんだ』('19)、『楽園』('19)、『Red』('20)、など、数多くの映画作品、ドラマ、舞台に出演。３児の母でもあり、母親として包容力のある一面や大病を乗り越えた経験から弱者の繊細な心の動きも表現出来る役者として活動の場を広げている。

山中聡 Sou Yamanaka

1972年1月30日生まれ。 1998年に『卓球温泉』で映画デビュー。これまでの主な映画出演作に、『ハッシュ！』('02／監督：橋口亮輔)、『刑務所の中』('02／監督：崔洋一)、『キル・ビル』('03／監督：クエンティン・タランティーノ)、『運命じゃない人』('05／監督：内田けんじ)、『映画鈴木先生』('13／監督：河合勇人)、『風俗行ったら人生変わったwww』('13／監督：飯塚健)、『グラスホッパー』('15╱監督：瀧本智行)、『恋人たち』('15／監督：橋口亮輔)、『クロス』('17／奥山和由、釘宮慎治)、『歩けない僕らは』('19／監督：佐藤快磨)、『人数の町』('20／監督：荒木伸二)、『映像研には手を出すな！』('20／監督：英勉)などがある。今年は4月公開の『FUNNY BUNNY』ほか、現在放送中のNHK大河ドラマ『青天を衝け』に出演している。