1977年ベルギー生まれの新進気鋭ピアニスト、ジェフ・ニーヴが放つ繊細なピアノ・サウンドと力強く情緒的でダイナミックなプレイ。その魅力は2003年のデビューアルバム『Blue Saga』からすでに輝きを放ち、たちまちベストセラーに。翌年発表した『It's Gone』は自国でNo.1ジャズアルバムとなり、'06年『Nobody's Illegal』で世界から注目を浴びる。10代から音楽活動を開始し、あらゆるジャンルでのバンド活動などを経てレマンス音楽院でジャズとクラシック、室内楽を学んだ彼は、フランドル放送管弦楽団のためのピアノ・コンチェルトを書き下ろすなど幅広く才能を発揮。'10年にはシンガー、ホセ・ジェイムスとのデュオ作品『For All We Know』をリリースしたほかパスカル・シューマッハなど数々のアーティストとのコラボも実現させ、その進化はとどまるところを知らない。ヨーロッパ・ジャズを牽引するジェフが、昨年リリースしたばかりの最新作を携え２年振りに登場する。