1993年シングル『はやくいそいで』でデビュー以来、甘く切ない恋愛模様を鮮明に描いた歌詞、洗練されたサウンドが同世代の女性を中心に支持を集め、Jポップ・シーンにおいて独特の存在感を示してきた古内東子。「誰より好きなのに」「stay」など数多くのヒット曲を放ち、近年は、ピアノ弾き語りのライヴやニューヨーク公演を成功させるなど、円熟期を迎え活動の幅もより多彩なものとなってきた。昨年3月にリリースしたニュー・アルバム『夢の続き』に続き、今年はデビュー20周年を記念したベスト盤『and then... ~20th anniversary BEST~』をリリース。同作では平井堅や槇原敬之など豪華アーティストとコラボレーションしたことでも話題になったが、今回は名曲の数々をピアノとベースのデュオでお届け。東子ワールドに惹き込まれる弾き語りの醍醐味をじっくりと味わってほしい。