''70年代の西海岸を代表したミクスチャー・ファンク・バンド、
WARのキーボーディストが奏でるクールなファンク・ジャム

米西海岸はカリフォルニアから登場したミクスチャー・ファンク・バンド、WAR。その母体となるクリエイターズからのメンバーで、キーボーディストとしてグループの中核をなしたのが、1948年サン・ディエゴ生まれのロニー・ジョーダンだ。''69年、元アニマルズのエリック・バードンのバック・バンドとしてスタートしたWARは、''70年代前半、バードンのもとを離れてから“The World Is A Ghetto” “The Cisco Kid”などのヒットを飛ばし始め、''75年には“Low Rider”がR&Bチャート1位を記録。その音楽性はジャズ、ファンク、ラテン、ロック、ソウル、ブルース、レゲエなどを融合したユニークなもので、ストリートに根差したメッセージ性の高い楽曲は地元の黒人やチカーノから大きな支持を得た。ロニーは''76年と''82年にソロ・アルバムもリリースしている。そして''90年代にはかつてのヒット曲が西海岸のラッパーたちにサンプリングされるなどして再評価を受け、分裂していたグループも再編。そんなWARのサウンドを生み出した名キーボーディストが奏でるクールなファンク・ジャム。これは見逃せまい。

《Set List : 11.3.sat / 2st show》
1. Freedom
2. Equinox
3. Paint It Black
4. Autumn Leaves
5. Galaxy
6. Footprints
7. In Your Own Sweet Way
8. Naima
9. Blue Bossa
10. Round Midnight
11. Get Down
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12. World Is a Ghetto (Encore)