モータウンやスタックスなどの古き良きソウル・ミュージックを現代に再現するR&B界の新星が登場だ。ライアン・ショウ。1980年生まれの彼は、幼少時から教会で歌い始め、兄弟グループを結成。地元ジョージアの大学を中退した後は、''98年に劇作家タイラー・ペリーが主宰するゴスペル・ミュージカルに出演した。その後N.Y.に拠点を移し、モータウン・ソングを歌うなどして、2004年にはファビュラス・ソウル・シェーカーズというヴォーカル・グループに参加。彼を見初めたプロデューサーと作ったデモ・テープがキッカケとなってコロンビアとソロ契約し、''07年にアルバム『This Is Ryan Shaw』を発表する（現在はRazor & Tieから発売）。アルバムでもカヴァーしているジャッキー・ウィルソンやボビー・ウーマック、ウィルソン・ピケット（ファルコンズ）などを思わせる熱い歌声で徹底してレトロなスタイルを貫く彼は、全米でも注目を集め、''08年の第50回グラミー賞では「Best Traditional R&B Vocal Performance」にノミネート。まさにこれからの活躍が期待されるライアンのソウルフルでエキサイティングなステージは必見だ！
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