グラミー賞に6度ノミネートされ、アメリカの有名ジャズ雑誌“ダウンビート”人気投票でも数え切れないほどの首位に輝くシンガー。女性歌手が圧倒的に多いジャズ界で、ただひたすら“都会の粋”を歌い続けてきた男、それがマーク・マーフィーである。1956年にレコーディング・デビューした彼の半世紀にわたる歩みは、まさに“粋の軌跡”。無名同然だったビル・エヴァンスやデヴィッド・サンボーン、マイケル・ブレッカーなどをいち早く起用し、ジャンプ~ジャイヴ、ブラジル音楽、ジャズ・ファンクまで、あらゆる楽曲をスタイリッシュに歌いこなしてきた。近年はファイヴ・コーナーズ・クインテット、ユナイテッド・フューチャー・オーガニゼイション(U.F.O.)などとのコラボレーションでも話題を提供した。今宵、マーフィー・ファンのみならず、歌を愛するすべてのひとにとって特別な夜になること間違いない。
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