教会の音楽監督としてオルガンやピアノ、コーラス隊の指導などをする父親と、教会でソロ歌唱を担当する母親の間に生まれる。ジャズ・シンガー、サニー・ウィルキンソンの元、約2年間ジャズと歌の基本を学ぶ。その後は歌とは関係ない職につきつつも、プロデューサーの目に止まった、「実力」と「幸運」を持ち合わせた境遇を持つ。2006年10月に「ニアネス・オブ・ユー」でデビュー。こんな逸材が今までデビューしていなかったのが不思議と耳の肥えたファンや共演者の間で話題となる。 ''07年5月には、ハンク・ジョーンズを筆頭に、日野皓正やオマー・ハキムらが参加したアルバム「マイ・フェイヴァリット・シングス」を発表。今回のライヴでは''09年11月に発売の『Yesterday&yesterdays』を携え、更なる進化を遂げた彼女。エラ・フィッツジェラルドやサラ・ヴォーンを髣髴とさせる本格的正統派ジャズ・ヴォーカルに、表現力、軽やかさが加わったヴォーカルの楽しさが味わえる珠玉のステージになるだろう。
>>Tiffany オフィシャルサイトDISCOGRAPHY
『Yesterday&yesterdays』
(ヴィレッジ・レコード)
2009年11月25日発売