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2017. 10.7.sat - 10.9.mon
GRAND SEIKO PRESENTS
SADAO WATANABE featuring MÔNICA SALMASO

SHOWTIME:open 5:30pm / start 7:00pm

※1日1showとなります。

CHARGE:
■自由席/テーブル席 : ¥15,000
■指定席/ BOX A (4名席) : ¥17,000
BOX B (2名席) : ¥16,500
BOX S (2名席) : ¥16,500
SEAT C (2名席) : ¥16,000
[予約受付開始日] 2017/7/15(土)


渡辺貞夫・フィーチャリング・モニカ・サルマーゾ
渡辺貞夫 (sax)
モニカ・サルマーゾ (vo)
エリオ・アルヴィス (p)
パウロ・アラガォン (g)
シヂエル・ヴィエイラ (b)
エドゥ・ヒベイロ (ds)





世界を舞台に活躍中の渡辺貞夫が初来日の
大注目ブラジル人シンガーを迎えて贈るプレミアムライブ

渡辺貞夫さんとブラジル。その永く深い関係に新たなページが開かれようとしている。初来日を果たす女性シンガー、モニカ・サルマーゾは、生まれ育ったサンパウロという都会性を感じさせるシンガー。貞夫さんにとっての彼女との出会いは、比較的最近のことなのかと思っていたが、なんと14年も前のことだという。自身のFM番組「Nightly Yours」にて、モニカの3rd.アルバム『ヴォアデイラ』(1999年)を聴いたのが初めてだそう。その時の印象について「すぐに気に入った。声も魅力的で、過度にアピールするところがなく、自然体で歌っているところに惹かれた」と語る。

20年を超えるキャリアでモニカが世に送り出してきた作品からは、常に知性と人肌の温もりを感じる。ふくよかな彼女の声には派手な装飾は必要ない。時にはギター、またある時はピアノ、あるいはパーカッションだけを従えたかと思えば、弦楽四重奏や、クラリネットのクインテットが背景を彩ることもある。そして、誰もが知る有名曲ではなく、どちらかと言えば玄 人受けするレパートリーが揃う。しかし、その一つ一つは彼女が心底愛している曲。真摯に向き合い、丁寧に作り上げていることが伝わってくる。「一曲一曲に施されたアレンジがユニーク。すっかり惚れ込んでいて、いまだに車の中で聴き出すのはこのアルバム。とても癒される音楽だと思っている」と貞夫さん。さらに「次のアルバム『Iai?』(2004年)を聴いた時には、日本に呼んで一緒に演りたいという想いが募ってきた。 その想いはずっと温めてきていて、やはり間近に彼女の声と付き合いたいと思って、今回声を掛けた」のだという。

今回のステージのために、モニカと同行するブラジル人ミュージシャンはいずれもキャリア十分。ピアノのエリオ・アルヴィスは、NYを舞台にブラジリアン・ テイストのジャズ・シーンで活躍。パウロ・アラガォンは、テナー・ギター/8弦ギターの名手としてモニカの最新作『Corpo de Baile』(2014年)でもフィーチャー。 ベースのシヂエル・ヴィエイラは4度の日本公演を成功させている注目のユニット、ダニ&デボラ・グルジェル・クアルテートの要を担う。ドラムスのエドゥ・ヒベイロは、ヤマンドゥ・コスタ(g)との共演を始め、主にサンパウロのインストゥルメンタル・シーンで注目の存在となっている。

さて、貞夫さんが初めてボサノヴァに取り組んだアルバム『ジャズ・アンド・ボッサ』は1967年の発表。 翌68年には、初めてブラジルに渡り、現地のミュージシャンと『サダオ・ミーツ・ブラジリアン・フレンズ』を録音した。今年?来年は記念すべき50周年となる。この間、常にブラジルの音楽シーンに熱い視線と想いを送り続けてきた貞夫さんは、この交流が高く評価され、一昨年ブラジル政府が認める最高勲章の一つ 『リオ・ブランコ国家勲章』を授与された。

さあ、この特別な年。貞夫さんは初めて日本のファンにモニカを紹介してくれる。出会いのステージをきっかけに、二人の音楽キャリアにはいったいどんな歴史が書き加わるのか、見逃せない、期待は高まるばかりだ。

(友田聡)



disk1

渡辺貞夫
『アンコール!』
(ビクターエンタテインメント)



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