カリビアンのアイデンティティが息づくジャズ・ピアニスト
新境地を開いた最新作の世界観を体現するステージ
カリブのエモーションとフランスのエスプリが融合。ヨーロッパ最重要ピアニストのひとり、グレゴリー・プリヴァが最新アルバム『ソーレイ』(太陽)の音楽世界をライヴで繰り広げる。フランス領マルティニーク出身。伝説的グループ“マラヴォワ”のピアニスト、ジョゼ・プリヴァを父に持ち、20代後半からプロとして活躍。フレンチ・カリビアンのリズムを採り入れたエキゾチックかつ叙情的な音作りが話題を呼び、小沼ようすけJam Ka のメンバーとしても人気を集めている。『ソーレイ』は初めて本格的にシンセサイザーや自身の歌声を導入、グレゴリー自ら“自分の違う側面を探求した”と語る意欲作。新境地を開く彼の最新ステージに期待がつのる。