さて、この秋のBMW が贈るTHE GOOD TIMES at COTTON CLUBは、そうした1970年後半から1990年代にかけて、渡辺貞夫が闊達なフュージョン・サウンドのもと披露した珠玉の楽曲群を、お馴染みの側近プレイヤーたちとともに、今のカタチで演奏し直してみようという主旨を持つ。また、そこには渡辺貞夫の1993年作『アース・ステップ』で潤いある印象的な歌声を披露したヴァニース・トーマスも加わる。 渡辺貞夫ならではの好奇心や歌心が有機的に結びつき、都会的にアピールされた最たる時代の印象的な楽曲が、新たな装いとともに蘇る。そして、それは彼のキャリアの重要部分を括り直すことに他ならない。……今宵、美味しい食事や飲み物とともに、渡辺貞夫の果てぬ“音楽の旅”がラグジュアリーに花開く。