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CALL:03-3215-1555

2013. 9.29.sun - 10.1.tue
BMW presents
SADAO WATANABE
The Good Times

SHOWTIME:■9.29.sun
open 5:30pm / start 7:00pm
■9.30.mon & 10.1.tue
open 6:00pm / start 7:30pm

CHARGE:
■自由席/テーブル席 : ¥13,000
■指定席/ BOX A (4名席) : お1人様¥15,000
BOX B (2名席) : お1人様¥14,500
BOX S (2名席) : お1人様¥14,500
SEAT C (2名席) : お1人様¥14,000
※ BOX B席のみ相席の場合あり
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★全席食事付(スペシャル・ディナーコース)
※ドリンク別(税込)

【スペシャル・ディナーコース】
アミューズ・前菜・メイン(肉料理)・デザート

※アレルギーなど召し上がれない食材が
ございましたら、ご予約時にお知らせください。
※自由席はテーブル席(アリーナ、サイド)内で、
ご来店順にご案内しお席をお選びいただきます。
※指定席はボックス(表示人数)単位での
ご予約となります。
BOX B は4名様までお座りいただけます。
※開演30分前までのご来場をお勧めいたします。
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[予約受付開始日] 2013/7/17(水)
TEL:03-3215-1555



渡辺貞夫 (sax)
小野塚晃 (p)
養父貴 (g)
コモブチ キイチロウ (b)
石川雅春 (ds)
ンジャセ・ニャン (per)
<ゲスト・ヴォーカリスト>
ヴァニース・トーマス (vo)





世界を舞台に意欲的に活躍を続ける、渡辺貞夫が初登場
数々の名曲が新たな装いとともに蘇るプレミアムな夜

渡辺貞夫は、この2月で80歳を迎えた。初リーダー・アルバムの録音は1961年。そして、米国留学を経た1965年以降、彼は次々に創意を凝らした作品を発表してきた。それゆえ、ハード・バップ作やオーケストラと共演したものから、ボサノヴァ調からファンキーなものまで、アルバムの傾向は多岐に渡る。その広がりこそは、まさに渡辺貞夫のジャズの“素敵”。彼はアルト・サックスという魔法の絨毯を介して、音楽を自在に旅してきた。
彼のそうした幅広さや華やかさが大々的にアピールされたのが、1970年代の後半のこと。「マイ・ディア・ライフ」をはじめ、聞く者の心のなかに入り込む好メロディ曲を、彼はなんともドキドキさせるビート/サウンド設定のもと送り出した。それは味気ない言い方をすれば、“渡辺貞夫流フュージョン”の大成期となるか。その頃、彼の人気はお茶間クラスのものとなった。
渡辺貞夫のフュージョンには、一朝一夕では獲得できない滋味や閃きや広がりが存在した。だが、それも当然のこと、そこには彼が留学時代に知ったブラジル音楽やロック/ポップ、帰国後に繰り返すようになる渡アフリカなどから得たものが、彼一流のジャズ感性のもとナチュラルに積み上げられたものであったから。当時、フュージョン調のサウンドに手を染めたジャズ・マンは山ほどいたが、スケール感や蓄積の深さが違っていたのは当然のことだった。
だからこそ、渡辺貞夫のフュージョンは海外からもおおいに歓迎された。1980 年以降、米国メジャーのCBSコロムビアやweaが彼と契約。それはもちろん、日本人初となる。
そして、1984年にリリースされたwea移籍第2作『ランデブー』は米ビルボード誌のジャズ・チャート2位を獲得し、一連の米国市場を見据えたアルバム群にはロバータ・フラックやパティ・オースティンら人気歌手たちも参加し、それらヴォーカル曲は米国のアダルト系ラジオ局でも引っ張りだことなった。そういえば、ラテン・ポップの女王であるグロリア・エステファン&マイアミ・サウンド・マシーンが彼の「オレンジ・エクスプレス」を1984年に嬉々としてカヴァーしたこともあった(エピック発、『アイズ・オブ・イノセンス』)。

さて、この秋のBMW が贈るTHE GOOD TIMES at COTTON CLUBは、そうした1970年後半から1990年代にかけて、渡辺貞夫が闊達なフュージョン・サウンドのもと披露した珠玉の楽曲群を、お馴染みの側近プレイヤーたちとともに、今のカタチで演奏し直してみようという主旨を持つ。また、そこには渡辺貞夫の1993年作『アース・ステップ』で潤いある印象的な歌声を披露したヴァニース・トーマスも加わる。
渡辺貞夫ならではの好奇心や歌心が有機的に結びつき、都会的にアピールされた最たる時代の印象的な楽曲が、新たな装いとともに蘇る。そして、それは彼のキャリアの重要部分を括り直すことに他ならない。……今宵、美味しい食事や飲み物とともに、渡辺貞夫の果てぬ“音楽の旅”がラグジュアリーに花開く。

(音楽ライター 佐藤英輔)



disk1

渡辺貞夫
『オウトラ・ヴェス?ふたたび?』
(ビクターエンタテインメント)



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