ジャンルや国境を越えて活躍を続ける天才ピアニスト、ゴンサロ・ルバルカバ。昨年、ソロ・ピアノ作品『Faith Live』をリリースしたばかりの彼が、同アルバムの音楽世界を日本のファンに送り届ける。キューバ・ハバナで生まれ育ち、'90年のモントルー・ジャズ祭で世界デビュー。ディジー・ガレスピー、チャーリー・ヘイデンら数多くの伝説的ミュージシャンの心をとらえた。名門ブルーノート・レコードへの専属期間を経て、現在は自ら設立した“5 Passion”から数々の力作をリリース。超絶的なリズム感、限りなく美しい音色、他の追随を許さないテクニックには一層の磨きがかかっている。ジャズ、ラテン、クラシックを融合したゴンサロ・ミュージックの真髄を満喫したい。